入居施設
生活機能向上連携加算
~生活機能の向上について~
5月より(当法人のグループホーム事業所)生活機能向上連携加算を算定させていただくこととなりました。
これは、利用者様が日々の暮らしの中の様々な行為を可能な限り自立して行うことができるよう、利用者様の意向を踏まえたうえで理学療法士等とホームの計画作成者が計画を作成し、実施、評価を行うといった加算であります。
その効果もあってか写真の様に(御年90歳の利用者様です!)スタッフの声掛けにより食器を洗う姿が見られるようになりました。決して嫌々ではなく「役に立ちたい」「手を動かすことが大事」という本人の認識も行為の源泉となっています。
ホームのスタッフだけの視点だけではなく、他の職種の視点を交えて連携を図ることにより、支援の幅が広がると実感することができました。
これからも利用者様の意向を尊重しながら、この取り組みを継続していければと思っております。
グループホームさざんか
グループホームさざんかでは、入居者の意思を重んじ、自立・自律両側面から暮らしの質を検討しております。最近ではターミナルケアを対応し、介護職として入居者の最期に関わる上での知識を再確認し、寄り添い送り出して差し上げる事の大切さを経験致しました。また日常的な支援では、入居者様が主体となり得る暮らしを目指しております。
全国的な課題としての介護職人材不足はグループホームさざんかでも解消されない現状にありますが、入居者様へのケアの質を維持する為に全職員誠意を持って業務に当たっております。今後は生活機能維持向上加算も開始され、より入居者様へのケアが具体化されますが、丁寧且つ優しさを持ち、愛情ある支援をして行きたいと思います。
(写真は父の日の催しです)